【ジョジョ第5部】Destino!【ブチャラティ】
第3章 appuntamento -デート-
「ごごご、ごめんなさい。私…あなたといるといつもドキドキしちゃって…。あ!ち、ちがっ…私、何言って…。どうしよう。さっきから変なところばっかり…」
あぁ〜!
また変なことばかり言ってるー!
あたふたする私に、ブチャラティさんは優しく笑いかける。
「ふふ。オレも結構緊張してるんだぜ?」
「そう、なんですか?」
「あぁ。迎えに行く道中からずっとな」
そうなんだ…。
全然そうは見えない。
彼はかっこいいから女の人なんてたくさん周りにいるだろうし、こういうの慣れてると思ったんだけど…。
もしかして、これは私を喜ばせるため!?
た、確かに口が達者だからそうだとしてもおかしくないわ。
どうなんだろう?
女性遍歴…気になる。
「どうかしたか?」
「え!?う、ううん。何でもないです…」
変なこと考えてて無言になり過ぎた!
落ち着かない。
何か話した方がいいよね。
何の話しよう?
やっぱり今日の花火のことだよね!
前にも見たことあった風だったから、その時はどんなだったか聞いてみよう。
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