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【R18】Morning Glory Fizz【番外編】

第1章 クリスマス【R18裏】





こんな甘い時間を
過ごしていると蕩けてしまいそうだ


幸せだなぁ…


そういえば、さっき
秀一さん玄関の方で
何かしていたけど…


何してたんだろか…?


そう思い秀一さんに聞いてみた


『秀一さん、玄関の方で
何してたんですか?』


秀一さんが顔を上げて
口を開く


赤「ヤドリギを飾っていた」


ヤドリギ…?


私は何の飾りだろうと
頭にハテナマークを浮かべていた


赤「日本じゃあまりポピュラーでは
ないだろうがイギリスやアメリカでは
ヤドリギと言う植物を使った飾りを
玄関に飾るんだ」


『へぇ〜…』


そんな物があるんだぁ


赤「ヤドリギの下を通ると
魔除けになるなど
様々な意味合いがあるんだ」


『そうなんですかぁ、
日本ではあまり
見かけない風習ですね』


やっぱり日本と海外じゃ
文化や風習が違うんだなぁ


勉強になるな…




















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それからクリスマス当日


秀一さんと一緒に
ご馳走を作ったり
クリスマスケーキを食べたり…


特に何処かへ出掛ける訳でもなく
工藤邸でまったりと過ごしていた


赤「、おいで」


そう言われて
ソファーに座る秀一さんの
側に寄れば
ふわっと抱き寄せられて
髪を撫でられた


何か髪に付けられて
そこを手でそっと触ってみた


赤「クリスマスプレゼントだ
よく似合う」


用意周到に手鏡を渡されて
それを覗き込めば
キラキラと光る髪飾りを
髪に付けられていた


『…頂いてもいいんですか?』


赤「の為に選んだんだ」


『大事にしますっ!
ありがとうございます』


赤「ああ」


『秀一さん、お返しは
何が欲しいですか?』


赤「が欲しい」


真面目にそう言われて
顔が赤くなった


『私の心は…もう
秀一さんのモノです…』


照れ気味に言うと
額にキスされた


赤「2人で過ごせる時間が
最高のプレゼントだ」


秀一さんに再び抱き締められて
甘い時間を味わった



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