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【R18】Morning Glory Fizz【番外編】

第4章 バレンタイン安室の場合【R18裏】




可愛らしい箱に
つけられたリボンを解いて
ぱかっと箱の蓋を開けると
一口サイズのチョコレートが
並んでいた


宝石みたいにキラキラした
チョコレート達


『何処で買ったんですか?』


安「手作りですよ」


私は安室さんの顔を見た後
再びチョコレートに視線を落とした


『え、これを作ったんですか?』


安「ええ、味は保証しますよ?
一つ食べてみて下さい」


器用すぎる…


私はハート型のチョコレートを
指で摘んだ


『頂きます』


摘んだチョコレートを
口の中に入れると
ふわっとカカオの香りが
口の中に広がる


甘過ぎず苦過ぎない
程よい甘み


『美味しいですっ』


安「それは良かった」


ついつい、もう一つ…もう一つと、
手を伸ばし箱の中のチョコレートは
全て胃の中に入ってしまった


『ご馳走さまでしたっ』


安「満足して頂けた様で…
宜しければ作り方教えましょうか?」


『是非教えてくださいっ…』


と言った後に
身体の異変に気付く


じわじわと身体が熱くなってきて
息が上がってきて


一瞬、体調不良かと思ったが
直ぐにチョコレートの中に
何か入れられていた事に気付いた


『…っ…なに…か…
入ってましたよね…』


安「ええ、媚薬入りです」


と、にっこりと微笑まれた


『…やってくれましたね…っ…』


安「もうすぐ僕の家に着きますので
しばらく我慢して下さいね」


身体の熱にじんわりと汗をかく


下半身が疼いて
太ももを擦り合わせた


『…んっ…あむろさんっ…』


この疼きをどうにかしてほしくて
私は安室さんに手を伸ばした


すると安室さんは
私の手を握ってくれて


安「ふふっ…可愛いですね」


と、妖艶な笑みを向けられた


車がゆっくりと停止して
安室さんが助手席側まで回って
扉を開けてくれた


どうやら安室さんの家に着いたみたいだ




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