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【R18】Morning Glory Fizz【番外編】

第2章 お正月【R18裏】




照れながら
昴さんの顔を見上げた


昴さんは驚いた表情を見せたが
すっといつもの顔に戻り


沖「…やはり、赤が似合うな」


と、呟く様に言った


有「そうよねーっ、
秀ちゃんに選んで貰って正解だったわ」


…ん?
秀一さんが選んだの?


この着物を?


有「私の持ってる着物の中から
ちゃんに似合うのを
選んで貰ったのよっ!」


沖「有希子さん、わざわざ
来て頂いて有難うございます」


有「いいのよっ
私もこんな可愛らしい姿
見れて満足よ!」


それじゃあ、飛行機の時間あるから
っと言いながら有希子さんは
帰って行った


昴さんは首についてある
チョーカー型変声機に
手を当てて声を元に戻す


赤「…綺麗だ」


ふわりと体を包まれて
耳元で囁かれ
顔が真っ赤になった


『き、昨日企んでたのって
この事なんですねっ!』


赤「ああ、新年早々
こんな綺麗は恋人と
デート出来るとはな…」


秀一さんは私の頬にキスをした


そっと体を離して
再び首元に手をやると
昴さんになりきる


沖「それでは行きましょうか」


と左手を差し伸べられて
自然と右手を手に添えた


工藤邸を出て
近くにある神社にお参りに行く


神社には沢山の屋台が
ずらりと並んで居て
ぐーっとお腹の虫が鳴る


沖「朝食食べてませんから
先に何か食べましょうか」


『はいっ』


よくある焼きそばや
ベビーカステラなどを食べながら
平和だなぁ〜っと
心がポカポカと暖かい気持ちに包まれた


お腹も満たされ
神社に参拝する


お賽銭箱にお金を入れて
パンパンっと手を叩き
静かに目を閉じる


今年も秀一さんと
一緒に過ごせますように…


と、神様にお祈りした




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