• テキストサイズ

あなたの側には明るい貴方が

第1章 鬼という存在


次の日

私は朝井戸で顔と歯磨きをするため向かうと、永倉さん、原田さん、井上がいて話しかけた。

千鶴「おはようございます」

井上「おはよう雪村君」

永倉「おはよう」

原田「おはよう千鶴」

なにやら皆さん元気がない様子で私は尋ねた。

千鶴「なんだか元気がないのですが、どうかしましたか?」

井上「羅刹隊が不穏な動きがあってね」

羅刹隊が? 山南さんが今指揮をしてるはずだけど。

原田「山南さん出かけてる回数が多い最近」

井上「うん、伊藤さんの動きも気になるところもある」

私は庭掃除をしている最中に考え込む山南さんがもし父様とあっているとしたら、裏切られてるのかな? 疑うのは良くないよすると前から声がしてみてみると不知火さんがいた。

不知火「何だ? 人間共はお前に庭掃除までさせてるのか?」

千鶴「何の用事でここへ?」

不知火「まあそんなかっかするな、綱道についてだ」

父様について? 何か知ってるの? 人質になってるの?

不知火「薩摩で今綱道は居るまがい物、羅刹の研究してるぜ」

確かなのだろうか? いやこの人は風間さんの見方だから騙すために言ってるのでは? すると後ろから声がして原田さん、土方さん、平助君が武器を持って不知火さんに向け言った。

原田「女を口説くにはまだ早い時間だぜ」

不知火「風間やろうと一緒にするな」

不知火さんは消えて行った私はめまいがして原田さんに倒れ込んだ。

原田「大丈夫か千鶴?」

千鶴「はい」

土方さんは言った。

土方「あいつなんか言ってたか?」

千鶴「父様が薩摩に居るって」
/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp