第1章 鬼という存在
平助君が前に出て言う。
敬助「千鶴そんなの嘘に決まってる!」
原田「・・・・・」
千鶴「ありがとう」
その後私は布団で寝ていると誰かが来る気配がして起き上がり障子の前で声を掛ける。
千鶴「誰です?」
すると障子が開き羅刹が私の部屋に入ってきて斬ってきた。
羅刹「血をよこせ・・血をよこせ」
すると土方さんが斬り原田さん平助君が参戦して羅刹を切り殺して倒れ込む、すると山南さんが来て言った。
山南「申し訳ありません、私の監督が行かずに」
近藤さんも来て言った。
近藤「山南さんこれはいったい?」
すると後ろから声がしてみてみると伊東さんが、着物で口を押さえて言った。
伊東「これはいったい何の騒ぎですか? さ・・山南さんあなた死んだはずじゃ」
近藤「まぁまぁ伊東さん今は遅いですからこの辺で」
近藤さんが伊東さんを避けさせる、慶応三年六月
私は平助が離隊すると聞いて外にの椅子に座り話をしていた。
平助「ごめんな千鶴、最後まで父さん探しを手伝えなくて」
千鶴「ここだって何か見つけられるはずだよ?」
平助「一度決めたことだから、俺だって男だから」
私は立ち上がり行ってしまう平助君に何もいえなかった斉藤さんも伊東さんと行ってしまい、季節は初夏へと向かおうとしていた。
慶応三年十一月新撰組は鬼の襲撃で屯所を変えろと言われて、不動堂附屯所に新しく変わり私は、門で掃き掃除をしていた落ち葉を掃く。
寒いがこれが私の仕事だすると巡察から帰ってきた原田さんが話しかけてきた。
原田「千鶴ここには慣れたか?」
千鶴「はい」
私は平助君が今頃どうしてるのか気になった。