第1章 鬼という存在
私は自分の小刀に手をかけて震える手で抜こうとすると肩に手を置かれて振り向くと原田さんがいた。
原田「不知火お前の相手は俺だ」
不知火「原田お前の相手も面白いが、俺はそこの雪村にも興味をもった」
原田さんは不知火さんを睨み槍を構えて言った。
原田「風間と同じ目的か?」
不知火「そうじゃねぇよ、俺はそんな目的はない」
すると天霧さんが来て言った。
天霧「不知火ここまでだ」
不知火「原田お前とやりあうのはまた今度だじゃあな」
私は未熟を実感した皆の足引っ張ってるのかな? うつむいてると原田さんが頭に手を置き、言った。
原田「そんな顔をするな千鶴男が女を守るのは間違いなく正義だ」
千鶴「はい、ありがとうございます」
本当言えば怖かった、私はその場に座ってしまってしばらくは動けなかった。
どうして私にまで興味をもたれるの? 私は敵を持ったのは二人になってしまったのだろうか? 新撰組に私はいてもいいのかな? 私は床でも考えて寝た。