• テキストサイズ

キミのとなりで【気象系BL】

第7章 夏休み 1


ーNsideー


今日も翔ちゃんと2人で図書館。

翔ちゃんが、暇なら一緒にって潤くんを誘ったらしいんだけど、断られちゃったんだって。

それでさ、こっち断って智のところにいるんだよ!

やっぱりさぁ、潤くんもそうなんじゃないのかなぁ?違うのかなぁ?

そういえば潤くん彼女いるんだっけ?


なんだか気になって、お昼休憩の時に

「潤くんって彼女いるんだっけ?」

翔ちゃんに聞いてしまった。

「どうしたの?急に」

突然すぎて、翔ちゃんがびっくりしてる。

「あー···えっと···」

智と良い感じかもしれないから気になって···とは言えないよね。

「毎日暇そうだから。デートとかしないのかなって」
「ああ、確かに暇そうだよね」

なんとか理由を見つけたら納得してくれた。

「昨日聞いたんだけど、潤のやつ女の子たちと全員お別れしたらしいよ」
「え?なんで?」
「なんか本気の相手を見つけたいんだって」

えー!それってさ!それってさ!

「まだそんな相手はいないって言ってたけど」
「そうなんだ···」

智のことじゃないのかな?
絶対怪しいと思うんだけどな。

まぁ、もうちょっと様子見てようっと。

「潤のことが気になるの?」
「んー、潤くんのことっていうか···智のことっていうか···」
「智くん?」

翔ちゃんが分からないと首を傾げる。

「まだ上手く説明出来ないの···」

智は否定してたしね。

「説明出来るようになったら教えてくれる?」
「もちろん!」

だって翔ちゃんに隠し事なんてしたくないし。
一緒に智と潤くんのこと応援出来たらいいなって思うもん。

たぶんそうだと思うけど、違ったら困るから···確信出来るまでもうちょっと待ってね。

/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp