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祝福と呪いと兄と

第3章 目的


「…………許してって
溜まったら襲うって事ですよね?」

尾形に問う。


「だろうな。」



「………ひぇー……」

あんな体の大きな人に襲われたら絶対に勝てない。
セックスも牛山の力に自分の体が持たなそうだと想像し、は青くなる。その死に方は避けたい…

「お前なら玉を噛みちぎる位できるんじゃないか?」
尾形が細く笑う。


「いや、噛みちぎるどころか弾すら貫通しなさそうじゃないですか?あの体。」
玉だけに。


「あら、ちゃん」
家長が後ろを通りかかった。

「あ!家長さん!
もうお体は大丈夫なんですか?」


「そうね、少しだけ。
でもずっと寝てるもの体に悪いから、
こうやって少しだけ歩いたりしているの。」
そう言って家長はに微笑みかけた。

「そうなんですね。
では家長さんが早く良くなるように、
今日のご飯はお肉とかタンパク質にしますね!」
笑顔でが言う。

「ありがとう。
でもね、タンパク質なら、ちゃんの腕とかが私にはいいわね。」
家長がニコリと言う。


「…………髪の毛もタンパク質なので、少しですけど私の髪の毛 とかいかがですか?」
笑顔でも言う。

「そうね!ちゃん髪の毛も綺麗だからとっても嬉しいわ!」
勢いを上げて家長が話だす。

「では晩御飯の時に一緒に出しますね。」
笑顔はまだ続けられている。
むしろ笑顔意外どんな顔をすれば良いか分からなくなっていた。

「ありがとう!
じゃあ私そろそろ疲れて来ちゃったから戻るわね!
ちゃんいってらっしゃい!」
嬉しさを溢れさせながら家長は布団へ戻っていった。
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