第20章 温泉旅行
部屋に入りまずは荷解きを済ませる。
部屋割りはもちろん俺と一花の二人。
すると、仲居さんから昼ご飯の準備がもうすぐできると聞いたので全員でロビーに集まる。
全員で昼食を食べてから、俺たちは温泉に向かった。
「火神、混浴も用意してあるからそこを自由に使ってくれ。」
「おう、さんきゅ。…良かったな、一花。」
『うん、ありがとう、赤司君。』
「礼には及ばないよ。ゆっくり楽しんで。」
「じゃ、行ってくる。」
一旦部屋に戻り、風呂の用意をする。
一花はというと、相当楽しみらしくさっきから鼻歌を歌ってる。
俺も大きな温泉というのは久しぶりだったから、すげぇ楽しみだった。
「じゃ、そろそろ行くか。」
『うん!!』
勢いよく返事した一花を乗せて、俺たちは温泉へと向かった。