第2章 入学
「五十嵐…」
ルカが口を開く。
私はルカを見て首を傾ける。
「ここではどうするの?」
真剣な眼差し。
きっと月1誰の血を飲むか決めてあるの?そう知りたいんだと思った。
でもわたしが決めてた事は
自殺をする事。飲まずに過ごしてそのまんま死に至りたい。
そう考えてた。
「なるようになると思うよ」
私は悟られない用に適当に返答する。
「もし、自殺を考えるなら辞めてね
俺みんなが苦しんでるのをもう見たくないから」
ルカの言葉に私は胸が痛んだ。
バレてしまったのか。
それとも棗って人が良く自殺を考えたのか?
そう考えて見たけど分からない。
「もし、ここでずっと人の血を飲まなくて俺が救えたのに五十嵐が死ぬなら今ここで俺の血をあげる
これからも毎月、五十嵐が好きな人が出来てその人からしか要らないって言うならそしたら俺はやめるどうかな?」
ルカの真剣な眼差しに私は頷いた。
「何でここまでするの?」
そう問いかけるとルカは
「どうしてだろうね」
って笑いながら言うから、思わず私も笑みが零れる。
「五十嵐も笑えるんだ」
ルカがそう言うから
「失礼な…ねぇ苗字じゃなくて名前で呼んでよ
これからずっと私を助けてくれるんでしょ?」
その問いかけにルカは頷いた。