第2章 入学
教室に入ると自己紹介が入る
「五十嵐紫苑ちゃんです
パートナー決めたいと思います!そうだね蜜柑ちゃんと棗くんは離したくないから乃木ルカくんです\♡/
ではアディオス\♡/」
オカマ先生はそう言って教室から出ていった。
「お前のアリスはなんだ?」
黒髪の目付き悪い奴が言ってくる。
私はそれをシカトする。
「棗くんをシカトするんじゃないわよ!」
くるくるパーマが叫ぶ。
五月蝿い。
こんな事なら入学しなきゃ良かった。
うっとしいし嫌になってくる。
私はそう思いながら黒板に六角星を描いた。
「言葉を話すのめんどくさいから」
一言それを言うと六角星の中からユニコーンを繰り出した。
「主人よ、我をまた説明役にするのですか
この通り紫苑は我等を呼ぶアリスです
それでは失礼する」
そう言ってユニコーンが消えたので私は仕方なく乃木ルカっていう可愛い顔してる男の子の隣に座った。
「五十嵐よろしくね」
乃木ルカがそう言ってきたが私はフルシカトした。
すると聞こえてくる
感じ悪くね?
なんなんあの子
可愛いだけが取り柄って感じ
そんな言葉が飛び交う
何も知らない癖に。
私はそう思いながら昼寝しようと顔を伏せて目をつぶった