第2章 入学
私は紫苑
中学生にもなってアリスを持っているのにひたすら逃げ続けこの歳になってしまった。
そろそろ逃げるのも疲れた
捕まろう
そう決心した
「紫苑ちゃん今日は逃げないのかな?」
オカマな先生が近寄ってくる。
「ねぇなる先生
学園って面白い所なの?もしつまらないなら……」
私は怖い顔をして
小さい声で
「ぶっ殺す」
そう伝えた。
今日から私はアリス学園の生徒になった
私のアリスは吸血鬼のアリス
そのアリスで奴隷を作ったり、凄い速さで走れる事もできる人を操ることも出来るとても良いんだけど1つ残念な事があって
月に一回でいいから人の血を飲まなくてはならない
1回しなかったら死にかけた事も合った。
もう1つのアリスは獣を呼び出すアリス
あまり使わない様にしてる制御が聞かなくて何十人の人を殺した事があるから。
ぼんやり考え事してるとアリス学園に着いたらしい。
「今日からこの制服着てね♪」
語尾にハートでもついてるんじゃないの?
って言うぐらいキモイ言い方をするこの先生。
帰りたい
脱走したい。ずっと考えてた。
教室に向かう時も
人と関わりたくないから仲間なんていらない友達なんていらない
そう考えながら教室に入った