第4章 過去
私はまたいつもの様に任務をやらされた。
けれど思ったより力が出ない。
いや神獣が呼べなくなっていた。
私のアリス使えば使う程力がなくなる形だったけ?
そんな事思いながらも適当に人を殺していく。
自分の部屋に帰ってからも私は神獣を呼ぼうとしたけど全く出てこなかった。
「おい」
…棗がまた窓から入ってきた。
どーせまた無効化のアリスとか持ってるだろうし…
無闇に吸血鬼も使えない。
もし能力の形が使う程無くなるならこいつの為に使ってルカの側から居なくなるのは嫌だ。
だから使わない
無視しとけばいいだけ。
そう思って私は布団に入り布団を被った。
「誘ってんの?」
棗の声に私はガバッと立ち上がって
「お前なんか誘うかよ!!!」
って大声で言い返した。
ククって笑う棗が居て、あれ?なんかどこかでその笑い方見た気がする
そう思ったけど絶対勘違いだなって思えてわたしはずっと棗を睨んだ。
「お前…ルカと似合わねぇよ」
…イラって来た
なんでお前にそんな事言われなきゃ行けないの?
お前馬鹿なのかよ。人を怒らす天才かよ
って言いたいけど言い合ったら棗の思うツボだから私は大人だ
そう心に呟きながら無視をした。