第4章 過去
あまりの気持ち良さ辞めても言えなくて
ルカに身を委ねるしか無かった。
「痛かったら言ってね俺初めてだから……」
頷くとルカが私の中に入ってくるのは分かった。
痛いけどそれよりもひとつに慣れたのが嬉しくて涙が出る。
「動くよ」
その言葉と共にルカが動く。
「あっ…!まっ…ルカ!…なんか…んっ
おかし…」
あまりの気持ち良さになんか分からない物が押し寄せてきた。
「くっ…大丈夫だよ…」
その時初めて私はイクってのを分かった。
昇天しそうな感じになった。
「締めないで……待って…俺…んっ」
その言葉共にルカもイった。
白い液が私のお腹にかかるのが分かった。
ルカは素早くウェットティッシュを持って私を拭いてくれて服も着せてくれた。
「お風呂行く?」
ルカの言葉に私は首を横に振り抱きしめた。
産まれてきた中で1番幸せだったから。
そのまんま私はルカに頭を撫でてもらって眠りに付いた。
ルカとならずっと学園に居てもいい。
そう思ったけどそれは長く続かなかった。
次の日ルカと登校する。
「紫苑とルカぴょん!付き合ってるん!?」
蜜柑の声が耳に響く。
「佐倉そうだよ」
「良かったなルカぴょん!紫苑!」
そう言って背中をトンってされた。
その時なんか力が抜けた気がしたけどきっと気の所為だろうと思って気にならなかった
これが私の学園に入れるカウントダウンって気付くまでそう時間がかからなかった。