第4章 過去
「紫苑!!」
ルカが呼ぶ。
私はん?って言ってルカを見た
「順番逆になったけど俺紫苑が好きなんだ…付き合って欲しい」
顔を真っ赤にして告白してきてくれたルカ。
私は頷いて
「私もルカが好き」
そう言って微笑んだ。
ギュッてルカが抱き締めてくれた。
アリス学園に来て初めて良かったって思えた。
普通の人とは恋愛なんて出来ないから。怪物って言われ続けるだけだから。
「準備大丈夫なの?」
私はルカに聞いた。
きっとまだ終わってないはず…だって明日から忙しくなるって言ってたから終わる筈ないんだもの。
「んー…明日から頑張るからいいよ俺は紫苑と居たい」
そう言って微笑むルカ。
心臓の悪い。ドキドキが止まらないし、こんな積極的だったけ?って思えてしまう。
「セントラルタウン行こ?ルカと行きたい」
私も思わず大胆な発言をしてしまいルカが顔を真っ赤にする。
それを見て私も恥ずかしくなってきて顔を赤くした。
「…行こか」
そう言って手を差し出すルカ。
きっと手を繋いでくれるんだろうそう思って手を繋いで歩き出した。
色々大変な事がある。
もしかしたら任務の途中で死んじゃうかもしれない…こんなアリス要らないからずっとルカの隣で歩けますように
そうお願いしながらルカをの隣をずっと歩いてた。