第3章 私と棗
心配して言ってあげたのに冷たく話す棗。
すげぇムカついたけど私は治療をしてあげた
寿命を伸ばす…。
普通に考えたら出来ない事だけど神獣を使えるからこそ出来た。
アリスの能力も変えれたら良いんだけど…
そう思ったけどそれは棗がアリスを使わなきゃ分からない。
わざわざ人助けなんてしたくないし
別に死ぬなら勝手に死ねって思ったけどルカの親友で
私はルカに助けられた
だからルカの親友の棗をたすけるだけで特に理由はない。
そう思いながら治療をした。
「歩ける?」
私の言葉に無視をする棗。
一人で立ち上がってスタスタと車の方に向かっていく。
凄いムカつくけど私になんか似てて笑えてしまった。
きっとほかから見たら私と棗似たもの同士なんだろうね
って思った。
車に乗り込んで学園に帰った。
もう外は真っ暗できっと夜中なんだなって考えてた
そう言えば私の部屋は棗の部屋の隣。
スペシャルだから棗の隣の部屋って言われた
って事は棗もスペシャルなのかぁー…。
って思いながらも自分の部屋に入っていった。
「疲れたなぁ」
そう呟いてベットに横になる。
ウトウトし始めた時
「おい」
隣から声が聞こえた