第4章 部活
高校生活を楽しんでいる間に1週間が過ぎていた。
私は水泳部に入った。
今日は初めての部活の日だ。
私は楽しみ過ぎて30分も前に来てしまった。
1番かと思ったけど1人の男の子がもう泳いでいた。
「カッコいい」
私は声に出していた。
でもほんとにカッコいい。
めっちゃ早いし、筋肉も凄いし。
先輩かなと思ったけどスイムキャップは1年の色だ。
違うクラスの子かな。
と思ったが、同じクラスの人だった。
上ってきた。
…。
「えーーーーー」
私は叫んだ。
市川だった。
制服で分かんなかったけど、すごい筋肉だ。
でも、さっきのカッコいいという感情はどこにもない。
「早く入れよ。」
と市川に言われた。
「う、うん」
言われるがままに飛び込んだ。