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【ヒロアカ】許してね、ヒヤシンス【R18】

第11章 嘘つきアーモンド



 元教え子だということもそうだが、水分と俺の間には15年もの差がある。もし水分が俺と同じ想いを持っていてくれたとして、俺は結局またその思いを受け取ることは出来ない。

 まだ若い水分の可能性を摘みたくない。俺なんかよりも水分に見合うやつがゴロゴロいるだろう。例えば轟とか、……上鳴、とか。

 脳裏を掠めた光景に思わず舌打ちをして。

 見てしまったんだ、あの日、二人がホテルに入っていく瞬間を。

 そして納得した、俺みたいなおっさんより同年代の方が釣り合うと。


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