第1章 【さとし】の日常。
雅「智はどこが一番好きなの?」
「あ、はぁ…っ、ん、」
そう問われながら、僕の身体を
まさぐる相葉さんの手。
指が長くて、柔らかい。
その手が僕の敏感になったアソコに
触れたのなら…。
そう思って僕は、自らジーンズと
下着を取り払い、既に勃ち上がったモノを晒した。
「僕の一番の性感帯は、アナルとココ…」
雅「本当、流石…娼夫だ」
僕は自身の股間から溢れる蜜を
人差し指と、親指で掬い
自分の口へ運んだ。
ココが僕の性感帯だと、印象づける為に。
僕は、色々なシチュエーションでも
勃ち上がるように場数を踏んでる。
だから、少しの興奮材料でも
先走りの蜜がとめどなく溢れるほど
僕のモノは勃ち上がるんだ。
「ほら、触って…?」
そっと相葉さんの手を掴み、
僕の一番の性感帯へ触れさせる。
やっぱり僕の思った通り。
この人の指で触られると、気持ちが良い。
思わずそれが声に出そうで、
慌てて奥歯を噛み締めた。
雅「君のココは官能的なほど、俺を誘ってるね」
「もちろん…その為にあるんだから」
雅「後ろも準備してるね?」
「仕事ですから…」
僕が先へ進めると断言すると
相葉さんは、ベッドのサイドテーブルに
置かれたローションとゴムを手にして、
自身の凶器なまでの肉棒へ纏わせた。
そして、その肉棒を優しく
押し付けるように、僕の
予め慣らしておいた後孔へ宛がった。
「ん、んんぅ…っ、はぁ、あぁっ…」
雅「ふ、っく…」
何度、誰と身体を重ねても
この瞬間だけはいつまで経っても慣れない。
いくら準備をしてたとしても
元々挿入される場所ではない所へ
男の肉棒を挿入される感覚…。
こじ開けようと、肉壁を突き破る。
けど、それさえ受け入れてしまえば…。
「あっ、ああっ…やっ、んっ…は、ぅん、」
雅「男のナカはキツイな…っ、」
すっかり性感帯へと変えられてしまった
後孔は、硬い肉棒で突かれる度に
僕に喘ぎと、快感を与えてくれる。
相葉さんのは、その背丈に見合うモノで
凄く、気持ちが良い…っ。