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【BLEACH】せめて君と共に・・・。

第14章 零の帰還


日番谷:何が言いたい涅

俺は澪達の前に出て、涅マユリを見つめる。涅は「馬鹿にはわからんかネ」とニヤついている。

涅:良く良く考えれば彼女の斬魄刀は零番隊副隊長のもの、危うく忘れかけていたよ、消息不明ではなく姿をくらましていたとはネ

涅は澪を指差して、さらにニヤついている。日番谷隊長が一歩前に出ようとした時、澪が日番谷隊長の肩を掴む。

澪:だから何ですか?涅隊長

涅隊長は私を見ながら「実に面白い事をしてくれたよ君は」と告げた。享楽は「山じぃ話が進まないから教えてくれ」と溜め息を吐いた。

元柳斎:察しの通り、零番隊の復帰に辺り隊長を十番隊第三席の柊沢澪とする。これは四十六室の決定じゃ

その言葉に他の隊長達は驚き、卯ノ花隊長は「お言葉ではありますが、軽率では?護廷十三隊にまだ入って間も無いのですよ」と総隊長に意見を出す。

元柳斎:卯ノ花隊長、その発言はどうかと思うが、まぁ、経緯を話せば澪は元零番隊の副隊長じゃ、今の護廷十三隊は知らぬ者が殆どだがな

澪は溜め息を吐き「知ってたら驚きものだわ」と、呆れながらぼやいた。

元柳斎:それに今回の特例は、異論は認めぬ。

日番谷隊長と不意に目線が合わさった。私はその瞳を見た瞬間、冷や汗をかいた。絶対怒ってると理解出来たからだ。

涅:実に面白い事をしてくれたよ君は

元柳斎の一言に隊長の異論は認められないと分かったのか、皆が、
澪を見詰めた。

元柳斎:その実力知りたくば、皆が試せば良かろう。

澪は溜め息を吐いて、雀部副隊長から隊長羽織を受け取り羽織る。澪は、元柳斎を見つめ告げた。

澪:如何なることになろうと、私の意思で動きます。今回は従いますが・・・

私は元柳斎を見つめ告げる。元柳斎は「良かろう」と告げた。それは、絶対的に曲げるつもりはない事を告げて・・・。

享楽:所で山じぃ、ずーと気になってたんだけど「爺様」って?

話の纏りがついた時、不意に思い出したように享楽は総隊長に質問した。翔は「がちゃー」と顔を隠した。

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