• テキストサイズ

【BLEACH】せめて君と共に・・・。

第13章 鎮魂歌


澪の言葉に俺は「ああ」と告げた。流石に張り詰めていた糸が途切れたのか壇上に集中することなくなっていた。
背後から皇魅威が現れ笑った。

魅威:大丈夫です。この宴に慣れてる者がフォローに回ります。

澪は溜め息を吐いて、壇上を何処か寂しく見つめている。魅威は溜め息を吐いて、背中を押した。

魅威:頑張って、お2人の舞が終われば風と地の舞い手がそのまま入ります。

全ての舞が奉納され、終盤の奉納の舞が始まろうとしていた。
最初に鈴が鳴り響き、私は日番谷隊長を見て「ついてきて」と口パクした。それに気付いたのか日番谷隊長も共に来て

客席には護廷十三隊の隊長達も此方を見つめている。無論、客席には宴用の料理もあり、皆が晩酌していた。総隊長も席につき、終盤の舞が始まるのを見つめている。

私と日番谷隊長は一例をしてから、神器を構えた。奏者が演奏を奏でだし、私と日番谷隊長は舞い始めた。無論神器からは炎や氷が舞いに合わさるように現れては消える。
背中合わせになれば、日番谷隊長と目線が合わさる。次第に2人の舞が終わりに近づいた時、奏者の演奏も変わり、鈴が鳴り渡る。

そして、風と地の舞い手が再び壇上に現れて、4人が舞い合わさる。基本的に、炎と氷が主演の為、風と地はフォローだった。日番谷隊長が初陣であるのも理解してるからか歩調を合わせて行っている。

澪:楽しい

一緒背中合わせになった時に日番谷隊長に聞いた。
その言葉に日番谷隊長は驚いていたが、何も言わず舞が続いた。全てが終わり、一例をし祭は終わった。

壇上から離れた私は日番谷隊長を見つめたが、やはり緊張していたのか周りが見えていなかったらしい。

澪:えっと日番谷隊長大丈夫ですか?

魅威も気付いたのか直ぐに神器を受け取り、私を見つめた。日番谷隊長は「大丈夫だ」と告げてはいたが、長い事神器に触れるのは訓練していてもつらいのだ。

澪:とりあえず無事終わりましたし

私は魅威を見つめると魅威は、死縛装を渡してくれた。後の事は全てやってくれるらしい。日番谷隊長と共に、私はその場を後にしたのだった。
/ 68ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp