• テキストサイズ

【BLEACH】せめて君と共に・・・。

第10章 乱舞の儀


乱菊:隊長、後で教えて下さいね。

その言葉に俺は松本を睨んだ。
何か楽しそうだと予感したのだろう。

膝で寝ていた蒼がいきなり俺を見つめった。
部屋が騒がしいからだろう。

翔:ってか、お前どうすんだよ!この祭、本来なら

私はっぺシっと翔の頬を叩いた。
流石に今回は想定外だった。

澪:じゃあ、今晩大丈夫なんですね。

いきなり俺の前に澪が最終確認見たく聞いてきたので頷いたのだが、流石にこの状況が良くわかない。

日番谷:いったいなんなんだ?

翔はかなり大爆笑しているし、澪はため息を吐いている。
「行けばわかります。」そう告げられ俺は首をかしげるのだった。

翔:まさか、四季の貴族の宴に今回死神が参戦とはね。

澪は溜め息を吐いた。
この祭は確かに毎年恒例で、死神から来る客はごく稀なのだ。

翔:にしても氷雪の舞い手選びで、模擬戦見ていた奴がいたとはな

確かにあの模擬戦見ていれば貴族共が決めそうなものだと理解する。現に手紙の内容にも似たような事が書かれていたのだ。

澪:あの宴で使われる道具が悪いのよ、舞い手の能力次第だもの。

プイッと私は翔から顔を逸らした。
そんな私に翔は、頭を撫でると・・・。

翔:まぁ、諦めろよ、今回の舞い手達、相当な実力者だろ。俺が驚いたのは、何で日番谷隊長が選ばれたかだな

各隊所に十番隊の書類を渡しに向かってる私は翔の言葉に溜め息を吐いた。確かにあの模擬戦見られてるとは想像してなかったのだ。

澪:本当にあの神器達は舞い手を選ぶからな、今まで氷雪の神器は不在だったはずなんだけど

ともかく溜め息を吐いた。
そんな私に翔は「ま、俺も今日は皇の家についてってやるよ」と言われたのだった。

翔:それに炎の舞い手はおめぇ〜だろ。前までは舞い手から除外されてたみたいだが

ジト目されて、私は顔を逸らした。
そう毎回逃げていたのだ。いつも幼馴染に頼って、逃げた。

翔:ま、遙のことがなきゃ、こうも・・・。

その言葉に私は、蹴りを入れて翔から離れたのだった。
忘れてた事を思い出されるのは正直つらいのだ。
/ 68ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp