第10章 乱舞の儀
仕事に慣れだしてる時、私は一通の手紙を受け取った。
内容を見て、私は動きを止めた。
日番谷:どうした
ぎこちない動きで私は振り返る。
ため息を吐きあきらめることにした。
澪:日番谷隊長今晩空いてます?
何だ?いきなり様子がおかしい。
突然あの手紙を受け取ってからの反応だ。
翔:・・・・これお前の本家の手紙だよな、ってまてまてまて
いきなり翔が私の傍に来て紙を奪って内容みるから私もまずいっと感じてしまっていた。
翔も内容みたのか日番谷隊長を見ている。
翔:で?どうする?
私は頭を抱えた確かにこの時期の祭りではあるけど、主役が足りないからって、それはないでしょうとさえ思える。
ポン、そんな風に音が聞こえるよう軽く頭叩かれて翔を見れば諦めろという態度取らされた。
日番谷:その手紙の内容がどうかしたのか?
松本も興味があるのか俺と同様首を傾げる。
澪はいまだに首を降っているが、翔はため息を吐いて告げた。
翔:おめでとうございます隊長。こいつの本家の宴に主役で選ばれました。
ニコっと黒い笑みが翔から絶えない。
あんまりだ。とさえ、感じるがどうしてこうなった。
日番谷:っは?
澪は翔を睨んでその手紙を回収。
っぷいっとそっぽを向いたのだった。
澪:隊長が嫌なら大丈夫なんですよ。ただ・・・・うぅ~
翔はいまだに澪の頭をポンポン叩いている。
そしてため息を吐いて
翔:遙がいないんじゃ、必然的に日番谷隊長が抜擢されてもおかしかねぇ~だろ?
その言葉に澪は睨みつける。
俺と松本はいまだに首を傾げている。
翔:まぁ、行けば分かります。皇の姫さんが大方説明するでしょうから
私はため息を吐いた。
幼馴染とはいえ、皇の姫は感が鋭いのだ。
翔:ま、俺としちゃぁ何か楽しみが増えたわ
その言葉に私は睨みつける。
日番谷隊長は「皇?」と聞いて首をかなり掲げる。
乱菊:皇って貴族の中でもかなりの貴族ですよね
松本の言葉で俺は確かにそうだと考えた。
いまだに翔と澪は何か言い合ってるが、隊士達を紹介した時に知り合いのように見えたが、相当仲がいいらしい。