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【BLEACH】せめて君と共に・・・。

第4章 身を包んだ死縛装の重さ


乱菊:隊長、あの子気がついたんですか?

松本が俺が出てきたのわかったのか聞いてきた。
その言葉に俺は頷いて松本を見たのだった。

そんな話をしていると、部屋が開き死縛装に身を包んだ澪が現れた。まだ、新人の雰囲気があるからか、澪は少し幼く見えた。

日番谷:行くぞ・・・。

護廷十三隊に入ったばかりで、珍しいのか周りを見回してる澪は、俺の視線に気付いてなかった。
何処か、こんな関係がちょっぴり懐かしく感じたのは気のせいであって欲しかった。俺の部屋についた時には、澪は少しだけ落ちついたのか、周りを見る事はしなくなっていた。

日番谷:ったく、生活用品などは明日にでも揃えるとして

気付いた時には、澪は俺の背中に寄りかかっていた。
少し振り向けば、澪はちょっとだけ寂しそうな顔だった。

日番谷:何があるのか知らねーが、今は休め、俺は今日別の場所で休む。

そう告げて、俺はその場を離れた。
少しだけ澪に惹かれた。何処か懐かしかった。

「貴女が氷輪丸から逃げ切れる訳ないじゃん」

またか、夢の中でも何処でもこいつの声さ聞こえた。
煩わしい。うざい、いつからだろうか、こいつの声が聞こえ出したのは、少なくとも斬魄刀の声でないのは確かだった。

澪:五月蝿い・・・っち

最悪だ。氷輪丸が消えたと思えば、そいつの声が聞こえた。
初めて来た死縛装は、少しだけ荷が重すぎた。

澪:私に今出来ることは・・・,。

考えよう。もう巡り合ってしまったのだから
もしどうすることもできないのならば、私は全てを、受け入れよう。ただ、そう感じていた。覚悟は決まった・・・。
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