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【R18ヒプマイ】だからと言ってこれはない

第5章 俺っちはそんなの認めないから!




ふと、一二三が私のスマホに
視線を向けてることに気付く。


「もしかしてお使い?」

「あは…うん、
寂雷って意外と酒癖悪いんだね」

全然知らなかったよ、って頬をかきながら言うと一二三が私の反対側の手をとる。


「あの…?」

「この辺り慣れてなさそうだし
コンビニまで案内するよ」

えっと…。

「いいの?」

「もちろん
他ならぬ独歩くんの大切な人だからね」

一二三は柔らかい笑みを浮かべる。
あれ?昼間は認めないとか…言ってたような。
というかこの人ってこんなに紳士的だった?

それともスーツ着てるからそう見えるだけ?

でも悪い人じゃなさそうだし…なにより独歩の幼なじみって言うし…信用しても良いだろう。


「じゃあお言葉に甘えようかしら」


私はそのまま一二三に着いていくことにした。


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