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【R18ヒプマイ】だからと言ってこれはない

第3章 だからって俺を巻き込まないで





「幻太郎、なんて言ってたんだっけ?」

「え?そうだなぁ…」

「や、やめてください!あれは酔った勢いで!」

「…『わからず屋』だったかな」

…わからず屋なのはどっちよ!!!!

「もういい」

「え?」

私は一言そう言って立ち上がる。
すると3人はキョトンとしたように私のことを
一斉に見た。


「結婚の話は嘘だったのよね?」

「…は、はい」

「その理由は話せないのよね?」

「…はい、今は…時が来たら話しますから」

「悪いけど、私はそれまで待てない
今ここで話せないなら別れるわ
ずっとモヤモヤした気持ちであなたと居ても
私もあなたも気まずいし、幻太郎にも失礼だと思う」

話せるなら話してよ。

そう問い詰めれば幻太郎は目を逸らす。

「…すみません…」

……どうしても話せないのね。

「じゃあ終わりね、私達…」

私はそう納得し、独歩のいる席へと向う。
独歩はギョッとして私を見上げた。

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