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チートなヒーロー少女【轟焦凍】
第2章 個性の暴走
§轟side§
『ありがとう、君は?』
君は?ってなんだよ。
俺の事…
「俺のこと…覚えてねぇのかよ…?」
『君とは初対面だぞ?どこかであったかな?
もしかして…、5年より前かな?』
5年より前。
あぁ、そうか、コイツ。
記憶がねェんだ。
「いや…勘違いだった。
俺は、“轟焦凍”だ。」
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