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チートなヒーロー少女【轟焦凍】
第2章 個性の暴走
§ミコside§
人通りの少ない所を選んだつもりが
人が来てしまった。
私くらいの、
紅白な頭をした、少年。
『くるっ……なぁっ……』
来るな、と言った。
個性が暴走していて、構わずに攻撃をしてしまうから。
いや、してしまった。
赤黒い、赫子が、飛んでいってしまった。
そんなことにも構わず、少年は私に近づいてきた_。
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