第3章 雄英高校 1-A 個性把握テスト
「「「個性把握テストォ!!??」」」
麗「入学式は!?ガイダンスは!?」
相「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ。」
『雄英は“自由”な校風が売り文句。
そしてそれは“先生側”も然り。』
「「……?」」
相「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50メートル走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈。」
『中学の頃からやっていただろう?
“個性”禁止の体力テスト。』
相「国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けている。
合理的じゃない。」
『まぁ、文部科学省の怠慢だよ。』
相「爆豪、中学の時ソフトボール投げ何メートルだった?」
爆「67メートル」
相「じゃあ、“個性”使ってやってみろ。
円から出なきゃ何してもいい。
早よ。」
『思いっきりだぞ。』
爆「んじゃまぁ……」
球威に…
爆風をのせる__!!
爆「死ねぇ!!!!!」
FABOOOM!!!
緑「(……死ね?)」
相「まず自分の「最大限」を知る。
それがヒーローの素地を形成する合理的手段。」
ピピッ
705.2メートル