第3章 雄英高校 1-A 個性把握テスト
§緑谷side§
「あー!そのモサモサ頭は!!地味めの!!」
この人は!!僕が入試試験の時に転びそうになった時に助けてくれたいい人!!
「(いい人だー!!制服姿やっべぇ!!)」
「プレゼント・マイクの言ってた通り受かったんだね!!
そりゃそうだ!!パンチ凄かったもん!!」
そういってブンブンパンチを振り回すいい人。
やばいやばい近い……
「いや!あのっ…!本っ当あなたの直談判のおかげで…僕は…その…」
「へ?なんで知ってんの?」
しまったー!!!口を滑らせた!!
「それは…!!」
キーンコーンカーンコーン
予鈴がなった。
「今日って式とかガイダンスだけかな?
先生ってどんな人だろう。緊張するよね。」
ひぃい!!!近い近い近い!!!!
「お友達ごっこなら他所へ行け。
ここは…
ヒーロー科だぞ。」
ヂュっと凄い勢いで栄養ゼリーを吸う黄色い寝袋に入った少し小汚い男の人。
((なんか!!いるぅぅ!!!))