第2章 アカデミー卒業休憩と白髪の元暗部。
どんな人が来るんだろーと内心わくわくしていた。
別に、ひっかかるベタな上忍でもいいって。
まぁ、上から来るのは黒板消しだしね。
そんな風に思っていると、めちゃくちゃ警戒心0のなに食わぬ顔でその上忍は入って来た。
その人は、見事に黒板消しのえじきになって、白髪をさらに白く染めていた。
なんて事もありながら、自己紹介に持ち込む事になった。
ナルト「はーい、はーいオレってば、うずまき ナルト、夢は火影になること。好きな食べ物はラーメン、好きなラーメンの具はナルト。」
サクラ「はーい、春野 サクラでーす。夢はお嫁さん、好きな人はー、てか好きなものはー、きゃー、嫌いなのはナルトです。」
『はーい、うずまきメンマです。夢は強くなること、好きな食べ物は春雨サラダです。』
サスケ「俺は復讐者だ、夢と言うよりかは野望ならある、ある男を必ず殺すことだ。」
しーんと空気が静まり返ると先生は少し考えて。
カカシ「そうだな、お前らの第一印象は嫌いだ。」
えっ、ちょっと怒ってます?
そうして、不安のつのるままに初顔合わせは終わった。
ナルト「遅れて来といて腹立つってばよ。」
『まぁ、確かに…けどこっちにも否があるからちょっとなぁ。』
サクラ「あのさ、前々から思ってたけど、ナルト達って性格逆じゃないかな。」
『私がしっかりし過ぎかな?』
サスケ「そうだな、兄妹ってのはな。もう少し~。」
『うん、言わんとすることは何となく分かるから良いや。』
サクラ「やっぱ似てるわ。」
『「サクラちゃん怖い。」』
サクラ「ハモんな。」
サスケ「ぷっ。」
ナルト「いやー、やっと笑ったってばよ。」
『何?サスケ笑わせるためだったの?面白いけど。』
サクラ「まぁ、何とかなるかそれより、朝ご飯抜いて来いってなんでかしら。」
サスケ「さぁな、あの変な上忍の事だ。空腹の奴の前で弁当食うとかだろ?」
『ちょっ、サスケちゃんネタばれ!』
ナルト「ネタばれだってばよ!」
意気揚々とそれぞれの家に帰って行った。
続く。