第2章 アカデミー卒業休憩と白髪の元暗部。
アカデミーを卒業したから、何しようかと思ったから白いワンピースを着てぶらぶらと外を歩く。ふと気配に振り替えると。
バッ!クルッ!
シカマル「やっぱりメンマか。」
『やっぱりって何よ?』
シカマル「髪赤い奴なんてお前しか居ないだろっ。」
『あはは、バカにしないのシカマルくらいだしね。』
やんわりとした性格の作りは4代目のそれで髪はうずまき一族を受け継いだだけで別に変ではない。ただその髪色を強調するような白を着て出歩くのは珍しい。
『ちょっとこの鉢植えがね、私不器用だからさナルトみたいに枯らさないっての出来なかったから。』
あのちゃらんぽらんと違いしっかりしてるように見えて案外天然だったからちょっと笑ってみた。
『笑わないでよ。』
「わりぃわりぃ。面白いからな。」
やっべー、両親にハバネロの意味聞いたら髪の毛がハバネロみたいに先がとがるからって言ってたの忘れてた。
いのん家に行く事にした。
いの「珍しーわね、シカマルが家に来るなんて雨でも降るのかしら~。なんてね。なんか用?」
シカマル「実は、俺じゃないんだ。」
いの「でしょうね。後ろの赤毛ちゃんでしょ?」
『赤毛ちゃんって名前で呼んでよ中山さん。』
いの「他人行儀はいやなんだけどなー。いのちゃんって言ってくれたら呼ぶわ。」
『わかった、いのちゃんこの鉢植えなんだけど。』
テキパキと商売に勤しむいのは、がんばり屋なとこが丸見えでまず、男だった事を考えると人使いの荒いアホになっていただろう。
いの「栄養不足よ、肥料とか変えたら?」
『なるほど、ありがとう。ナルトには内緒でね。』
いの「デートじゃないんだー。」
シカマル「付き添いだっ!」
そんな事を言っては居るが顔はちょっとだけ真っ赤だ。
『仲良いねー。』
いの「赤ん坊の頃から一緒なのよ。」
『へー。』
と言っても私達は隠れ幼なじみと言う類いで知り合いではないとははっきりしてるし反論はしない。
いの「手はつながないの?」
まだつないだ事ないなんて言えない。
いの「図星ねー。」
そんな話を聞き流し。帰り道を別れて帰った。
続く