第11章 幼馴染
風磨
「夏奈生!」
いかにも、ずっといるの知ってました的な言い方。
ゆうに背中を思いっきり押されて
階段のところに出ちゃった
風磨…
めっちゃ近い!!
結構ギリギリのところにいた
風磨
「やっぱ、いんじゃん」
「やっ、ワザと聞いてた、わけじゃー…」
風磨
「さっきの聞いてた?」
「さっきの?好きな子がいるって…」
あっ、意識してたら
思わず口に出てしまった。
やばーこれじゃ意識してたのバレちゃうかな
さっきのって言ったんだから
告白のことだよね
しくじったな
風磨「う、うん」
風磨は少し照れてた
まさかの当たってた!!