• テキストサイズ

欲望に忠実なる者達【進撃の巨人 幹部組】

第1章 弱点







「つまり、あんたら三人の野獣がナナシに襲いかかっているから
ナナシが疲弊している、でOK?」


声に怒りが滲んだハンジに三人の口論は更にヒートアップし、
ハンジはその姿を見て天を仰いだ。


・・・バカだ。
こいつらナナシが本気で怒ったらどうなるか絶対失念している。
調査兵団皆殺しの力量があるんだから、うっかり欲情して
襲い掛かって怒らすなよ。

・・・という事はだ。
今ナナシの怒りゲージがグングン上昇中という感じで、
彼がいつ切れてもおかしくない状況にあるよなと
冷静に分析を始める。


だがナナシの怒りゲージがどれ程溜まっているかは、
こいつら下半身幹部共が何をしたかにもよるなと
事情聴取を開始する事にした。

マジでナナシが切れて皆殺しにされたんじゃ
溜まったもんじゃない。

その限界値が超える前に火消しをせねば・・・。





/ 23ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp