第2章 さぁ、どれを選ぶ?
「私はお主達のモノをケツに突っ込まれていたが、
ケツは壊れなかったぞ?存外お主達もイケるのではないか?
あと私が寝ようと思っている男は『調査兵団にいなくては
困る人間』又は『調査兵団を潰す権限のある人間』だから
殺すのはまずいぞ?肥溜めなんぞ綺麗に洗い流せば
臭さが一週間残る程度で済むではないか。何が不満なのだ?」
せせら笑うナナシに意志の硬さを感じた三人は
またよく話し合うが、なかなか纏まらない。
正直リヴァイとミケはナナシに他の男と寝てもらうというのが
一番良い気がするのだが、エルヴィンが仄暗い目で
反対してくるのでおいそれとそれを選択できないのが痛い。
もしもナナシが他の男に抱かれるのを見たら、
エルヴィンは確実に発狂するだろう。
調査兵団団長としては有能なので壊れてしまっては困るのだ。
返答に行き詰まっているとナナシが「仕方無い・・・」と
第4の選択肢を提示してくれた。
その第4の選択肢に最後の希望を持った3人だったが、
更に絶望する羽目になるとは思わず提示された内容に
愕然とした。