第13章 ルカー繋がってふやける番外編ー罰ver
グチャグチャとルカの指を模したものがアリスの中をかき回す。
「ーーッぁ、ぁ、ァァアッ」
その刺激でアリスはすぐに潮を噴き出した。
ルカはその様子をひたすら見ながら耐えていた。綺麗で妖艶でいつまでも見ていられる。愛おしい人。でもーー
「っ、すみれっ、…」
自分の全てで感じてくれているのに、その自分にすら嫉妬してしまうほどアリスを独り占めしたい。
「…きれい…っ、ねぇ、すみれ…あなたを、見てたいのに…っ、今は、触りたくてっ、…自分にすら嫉妬する、…いっぱい感じてほしい、っでも、っ…」
なんとも言えない気持ちに下唇を噛んで耐えるルカ。先程まで繋がっていたから。ルカには今余裕がない。
はやくーーはやくーー
15分なんてあっという間なはずなのに、長すぎて時計を何度も確認する。
"15分経過"
その知らせとともにルカが待てない!と言わんばかりアリスのもとへ駆け寄る。
「っ、すみれっ!」
アリスの目がしっかり自分を捉えてくれるところまでくるとルカがそっと髪を撫でる。その目が自分を映してくれたことで、それだけで、安心する。
「…る、かぁ…っ」
待っていたのはルカだけじゃない。アリスも待ち望んでいた相手がそばにきてくれたことで思わず頬が緩んでしまう。全身の力が抜けてしまい与えられる快感がさらにもっと深くアリスを襲うようになる。
「っ、ぁ、ぁ、アァッっーーん、っああ゛ーーッ」
「…すみれ…っ、…たくさん、イッてほしい…っ、でもっ、でも…この機械に俺、嫉妬してる…」
「…っ、?…っぁ、る、か、っ?」
「…全部俺のはず、なのに…ずるいって思うんだっ…ずっと見ていたいのに…すみれに触れたくてっ、堪らなかったっ…」
ルカの唇がおでこへ落ちてくる。
「っ、ごめんっ、…すみれっ…やっぱり俺、…我慢…できない…っ」
その言葉を絞り出したように呟いたルカはアリスの秘部へ自分自身をあてがう。
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