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【イケメン革命】交換の約束〜【R18】

第3章 ルカーキスでふやけるー





"60分間のキス"




あれから暫くしてすぐにルールの紙が光った。それがかろうじて終わると、もう一度光った。

30分間のキス
45分間のキス

合計2回。



つまりアリスは今の今までずーっとルカとキスを繰り返していた。



「…あ、…また光った。」


待ってました、と言わんばかりにルカがほんの少しいたずらに告げる。アリスにはルカの変化はわからない。けどよく見ればルカの目は完全に興奮を潜ませ、ルカの声はそれはそれは楽しそうだ。


「…はぁ…はぁ…」



ルカとキスをするとすぐに絶頂の波を迎えてしまうアリス。
何度も何度も押し寄せる小さな絶頂は引くことを知らず、キスを続けているうちに感覚は麻痺してしまった。




ーずっと、イキ続けてるーー


アリスは自分の身体に何が起きてるのかわかっていない。けれどルカは知っていた。自分の口で、舌で、ここまで乱れてくれる可愛い子。従順に快感を受け入れてくれる。




「…はぁ…ぁ…ぁぁ」



触れてないのに襲う甘い甘い波。




ルカがアリスをそっと抱き上げる。


「…もう、自分で動けそうにないね、」


そのまま自らの膝の上に向かい合うように座らせた。



「…すみれ、もう一回。今度は1時間だって。」


わかる?と覗き込んでルカが問いかける。アリスはただ浅い息を繰り返しルカのことを見つめた。


「…?」


言葉が理解出来ずにいるアリス。



「…もうわからないか。…イキっぱなしだもんね、」



かろうじて入ってきた言葉にアリスがヒュッと息を飲む。


ーイキっぱなし…?


「…わ、たし、…ずっと、イッてる、の…?」



自分を襲う甘い波。その原因にたどり着いて驚愕する。



「…あれ?…気付いてないの?…すみれはさっきからずっとイキ続けてるんだよ。」


ほら。と言わんばかりにルカがアリスの唇を指先でなぞる。



「っ、ぁぁ…は、ぁ、やめっ、」


それだけでビクビクと反応する身体。


「…そん、なっ」


まさかそんなこと。アリスは襲ってくる不安にキュッと目を瞑る。
自分で自分が恥ずかしくて消えてしまいたい。


その様子を見てルカが優しく告げる。


「…俺、すごく嬉しいよ。…こんなに、感じてくれて、可愛いところ、たくさん見せてくれて。」



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