第16章 脱出※

赤井さんは何も言わずにいたけど
私は口を開いて赤井さんの肉棒を咥えた


舌で裏筋を舐めて
唾液を含んで
時にはちゅっとリップ音を立てながら
キスをした


目を開けると赤井さんが
余裕のない顔をしてるから
感じてくれてるんだと思い
それが嬉しくなった


大きすぎるソレは
全部口に入らなくって
根元の方は手で扱いた


赤「…っ…」


赤井さんの表情が
いつも見る表情と全然違うから
もっと見たくて
手を動かすスピードを速めた


赤「待て…っ…出る…」


赤井さんがイッたことと
精液が溢れ出したことに
びっくりして口から離してしまい
顔に飛び散る


赤「…はっ…すまない」


手早くティッシュで
顔を拭き取ってくれた


『赤井さんの余裕の無い顔…
見る事ないので…その、
可愛かったです…』


赤「ホォー…じゃあ次は
葵の可愛い顔を
拝ませてもらおうか」


そう言って
イッたばかりだというのに
まだ元気が有り余ってるそれを
蜜口に当てがってきた


そのまま一気に奥を刺す


『ぁあっ！』


冷めてきた熱が一気に呼び戻される


一番求めていた刺激が
身体中を駆け巡った


何度も何度も奥の
気持ち良い所を突かれて
ただただ喘いだ


『…ぁあっ、おくっ
…きもちぃいっ…ぁあんっ！』


赤「この顔を、安室くんに
見せたと思うと腹立たしいなっ」


一層奥を攻め立てられ
再び絶頂が近い事を感じた


『…ぁあ、もぅ…イッちゃうっ！
いっしょに、イキたい…っ！』


赤「…っ、ぁあ」


『…あ、あっ…ぁあああっーーー』


イクと同時に赤井さんは
自身を引き抜いてお腹に
白濁を撒いた


肩で呼吸を整える


赤井さんはティッシュで
お腹を拭いてくれた


そのまま2人でごろんと
ベッドに沈む


赤「…で、どうやって逃げて来たんだ」


『二階だったのでベランダから
飛び降りて脱出しました』


赤「それで足を捻ったのか」


『…はい』


赤「全く無茶ばかりをする」


そう言いながら赤井さんは
私を抱き寄せてきた


『…ごめんなさい』


それからキッドと会って
送ってくれた事も説明した


カーテンの隙間から
光が差し込んできて朝を知らせる


そのまま目を瞑って
深い眠りについた




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