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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第12章 工藤有希子




赤井さんに了承を得て
こないだのお財布を
首から下げて
コナンくんと工藤邸を出る


天気が良い空
久々の外が気持ちよく
足取りが軽やかになる


コ「葵さんなんで
そんなに楽しそうなの?」


外出禁止だったこと
知らないのかな?


…てことは私が
安室さんに誘拐された事も
言ってないのか…


『みんなとゲームをした以来
外に出てなかったから嬉しいの』


コ「ずっと引きこもってたの?」


『うん、赤井さんに
1人で外に出るなって言われてたの』


コ「あはは…過保護なんだね」


いや、過保護とか
そんな優しい部類じゃない


監視しろと言ったのは私だけど
何もGPSまで付けなくてもいいじゃん


とか言いながら
後が怖いから
ちゃんと付けてるんだけど…


そうこうしている間に
スーパーについた


カゴを手に取り
お砂糖を探す…


お砂糖…お砂糖…っと


『あった!』


安「おや?コナンくんじゃないか
こんな所で何してるんですか?」


『…えっ…』


コ「…!安室さんこそ何してるのー?」


安「買い出しですよ…ところで
その隣にいる女性は?」


安室さんは私の方を見ながら言う


頼む、コナンくん
私の名前を口に出さないでくれ…


コ「この人有栖川葵さん
最近知り合ってお茶しようとしたんだけど
お砂糖切らしてて…って葵さん?」


願いも虚しく
見事に状況を説明してくれた


目を見開いて安室さんの方を
見る私に対して
コナンくんが不思議そうに
こちらを見る


安「葵さん
僕は安室透です。
よろしくお願いしますね?」


と、安室スマイルをかまされたが
これほどよろしくされたくないと
思ったことはない


『あ、はい…じゃあ
お砂糖見つかったし
早く帰ろうかコナンくん
では、失礼します』


すぐさまここから逃げようと
コナンくんの手を引いた


コ「あ、ちょっ…」


慌ててレジをして
スーパーの外に出た





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