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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第12章 工藤有希子





『…私はペットか何かですかっ』


ばっと赤井さんから
離れて立ち上がった


赤「飼い主の俺に刃向かうか?」


すっと手を握られて
赤井さんの唇に当てられる


ちゅっと手の甲にキスをされ
また顔が赤くなるのを感じた


そのまま指先が
口内へ含まれ
ちゅぱちゅぱと
いやらしい音を立てる


『…ちょっ…赤井さ…っ!』


指先に熱を感じていると
後ろから声がかかる


コ「何してるの?2人とも」


後ろを振り向くと
書斎の入り口からヒョコっと
顔を覗かせるコナンくん


こんな場面を見られてたまるかっと
しゅっと勢いよく手を引っ込めた


『ななな、何もしてないよっ』


私の慌てた反応を見て
ジト目を送ってくるコナンくん


横にいる赤井さんを見ると
ククッと喉を鳴らして笑っていた


『ちょっと何笑ってるんですか!』


赤「すまんすまん…
あまりにも反応が良くてな」


『もうっ、からかわないで下さいっ』


私は入り口の方へ行き
コナンくんの手を引っ張った


『コナンくん、一緒に
お茶でもしよっ』


そういい書斎を出て
ダイニングキッチンへ向かった



コ「葵さんと赤井さんって
どうゆう関係なの?」


棚からマグカップを出していると
唐突に聞かれた


『ふぇっ?…別に…ただの同居人よ』


コ「ふーん…」


なんか疑われてる気がする…
いや、でも…正しい事は言った


別に恋人同士じゃないし
付き合おうとか言われてないし


…恋人っぽい事はしてるけど…


なんだか複雑な気持ちになる


コーヒーの準備をしていると
お砂糖を切らしていることに
気がついた


『お砂糖がない…
有希子さん来ちゃうのに
このままじゃお茶も出せない』


コ「じゃ、一緒に買いに行こっ
ボク、赤井さんに伝えてくるね!」


そういうことで
コナンくんとスーパーへ
お使いに行く事になった






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