第77章 殺意※

ナカを動き回る指に
徐々に理性が剥がれていく


『やっ…あっ…やめっ…んあっ！』


ジ「良い声で鳴くじゃねぇか
ほら…嫌じゃねぇんだろ？」


ジンの指の動きが早まる


頭の中が真っ白になって
何も考えられない


再びジンの唇が
私の体を滑る


炎に薪を焼べる様に
熱が一気に込み上げる


ジ「成長したあいつを
抱いてるみてぇでゾクゾクくるぜ」


ジンは一度愛撫を止めて
上体を起こすと
ベルトに手を掛けた


自身を取り出すと
私の膝の裏を持ち上げ
身体を密着させる


ジ「もっと良くしてやるよっ…」


声とほぼ同時に
自身がナカに侵入し
最奥目掛けて突き上げてきた


そのまま荒々しく
突き上げられて快楽が増す


『あっ、あっ…きもちぃの、やだっ…！』


ジ「良いんだろっ…ココ…」


気持ち良い…
気持ち良過ぎて
どんどん快楽にハマっていく


それでも頭に浮かぶのは
秀一さんだけで


こんな私なんて
もう受け入れてくれない


また迷惑かけてしまった


ネガティブな感情を
ぐっと抑えて涙を堪えた


ジンは急に動きを止める


ジ「俺との最中に考え事か。
良い度胸だ」


今度はスローペースで
ピストンを開始する


親指が下の蕾に触れて
くにくにと弄られ
また違う快感が私を襲う


『あっ、ぁあっ！…それ、やだっ…！』


イキたい…
もうイッてしまいたい…


それでもイカされて堪るかと
反抗する自分がいる


蕾が感じ取る快楽が
強くて、全身の震えが止まらない


ジ「イキてぇんだろ…？」


『あっ、やっ…イキたくないっ…！』


ジ「素直になれよ…」


＂素直になれ＂
秀一とシた時もそう言われた事を
思い出した


その瞬間
身体の熱が暴走する


秀一さんとの行為が蘇る


『あっ、あっ、あっ…んっ…
イッちゃう…あっ…だめっ…
……んぁああああーーーっ！』


秀一さんの事を思って
達してしまった…




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