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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第74章 接触※




カランコロン…と
ドアベルを鳴らしながら
喫茶店ポアロの扉を開いて中へ入る


安「いらっしゃいませ…
葵さん…!
それにコナンくんも、こんにちは」


安室さんは驚いた様子だった


それもそうか…
大人の姿に戻っていて、
尚且つ、秀一さん無しで
ここに来たんだ


カウンター席に座り
コーヒーを二つ頼む


安「もう体は大丈夫なんですか?」


『はい、大丈夫です
ご心配をおかけしました…あの…』


聞かなくちゃ…
情報屋Xの事を。


安「どうしました?」


『情報屋Xの事を
詳しく教えて下さい…!』


安「葵さん、声を抑えて」


私は思わず口元を
両手で覆った


安「コナンくんも一緒…
という事はXの存在を
教えたんですね」


『コナンくんと一緒じゃないと
秀一さんがここまで来る事を
許してくれませんから…』


私は安室さんが淹れてくれた
コーヒーに口を付けた


安「…そういう事ですか」


安室さんは私が秀一さんに
内緒でここに来たこと、
という事はXの事を探り
組織の情報を知りたいと
いう事を理解したみたいだった


コ「ボクも知りたいなぁ〜
情報屋Xの事」


安「ダメですよ、教えません」


『そこをどうか、お願いします!』


私は顔の前で手のひらを合わせて
お願いのポーズをとった


安「これ以上、
危ない目に遭わせられませんから」


秀一さんと似たような事を言う…


『こんなに頼んでるのに
ダメなんですか?』


安「ダメです。
赤井に言われたでしょ?
危険に首を突っ込むなと。
黙ってここに来た事と
こそこそと組織を探ろうと
している事を言いつけますよ」


ダメだ…
安室さんと秀一さんは
完全にグルだ。


『…コナンくん、諦めよっか』


コ「そうだね…」


そもそも安室さんが
簡単に教えてくれる訳がない


他の道を探すしかない


そう思い、この時は諦めた




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