第71章 暗闇※

『あっ…あっ…んっ、ぁあっ…』


初めはゆっくりと
動かされていた指は
次第に激しさを増して
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が
耳を犯した


赤「俺に気持ちいい事されて
限界が近い葵の姿が
可愛くて仕方がない…
そんな姿を見ているこの俺の目も
葵のモノだ」


『あっ…しゅ、いちさんっ…！
あっ、あっ…わかった、からっ…
いわないでっ…んぁっ…あっ…！』


赤「恥ずかしがる君も、また可愛い。
ほら、もうイキそうなんだろ？」


秀一さんの言葉で
また一段と興奮が増して
下半身が熱くてきゅっとなった


『あっ、イクっ…イッちゃうっ…、
あ、あ、あっ……ぁあああーー！』


呆気なく達してしまったけれど
これ以上に気持ちいい事があるのを
私の身体は知っている


発情期の動物みたいに
身体が疼いて仕方がない


『…しゅういちさんの、ほしい』


赤「ああ、分かっている
この身体は指だけで
満足する様に出来ていないからな」


『しゅういちさんが、
そういう…からだにしたのっ』


私は恥ずかしくなって
いつの間にか解放されていた手で
自分の顔を覆った


赤「それは大変だ。
しっかりと責任を取らせてもらおう」


少しトボけた返事に
心がぽかぽかと暖かくなった


太ももを支えられて
脚を開かされる


赤「挿れるぞ」


合図と共にぐちょぐちょになった
ナカに圧迫感が押し入った


ずっとこれが欲しかった。


秀一さんと繋がっている
秀一さんに愛されてる


側にいて不安を消し去ってくれる


好きが溢れた。


『あっ、あっ…しゅういちさんっ…！
もっと、きてっ…あっ、あっ！』


目が見えなくても
秀一さんが居る


私は何を怖がっていたんだろう


赤「葵…っ…愛してる」


『んっ…あっ…わたしもっ…
すきっ…、あいしてるっ…！』




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