【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】
第68章 熱3※
『…降谷さん、もう少し
時間を下さい…そしたら全部話すから』
全部…。
私が別の世界から
漫画の世界に来たこと。
だから降谷さんの事も
全部知っていたという事。
もう少し、というのは
もう私だけの判断で
大事な事は決めれないから
私がトリップした事を
知っている、秀一さんと
コナンくんに相談しないと…
降「分かったよ、
さて、夕食にしようか」
『はい、秀一さん
起こしてきます』
降「いや、今は寝かせておこう
あいつの体調が良くならないと
仕事が進まないからな」
『分かりました』
降谷さんと二人で夕食を済ませた後
降谷さんは帰っていった
私はお風呂に入って
秀一さんの様子を見に
部屋へ戻った
秀一さんは掛け布団を
くしゃっと丸めて
抱き枕の様にして寝ていた
『ちゃんと被らないと
ダメじゃないですか…』
と、独り言を言いながら
掛け布団を元に戻してあげると
ガバッと秀一さんの腕に捕まる
赤「…葵」
『ごめんなさい、起こしましたか?』
赤「ん…問題ない」
のそっと体を起こしたかと思えば
私の上に覆い被さってくる
赤「降谷くんは?」
『帰りましたよ』
赤「何もされてないか?」
言いながら
秀一さんは耳に唇を寄せて
ちゅっとキスをしてくる
『んっ…何もされてませんよ』
赤「そうか…
葵…いい匂いがする」
『今、シャワーを
浴びてきたところですからっ』
赤「シたい…」
パジャマの中に手を入れて
熱い指先が肌を撫でる
『しゅういちさんっ…
こら、ダメです』
秀一さんの手首を掴んで
動きを止めた
赤「葵はヤりたくないのか?」
『……シたいですけど
でも今は体調治すのが優先です』
赤「沢山汗を流せば治る」
秀一さんは耳に寄せていた唇で
耳をペロリと舐めた
思わず手首を掴んでいた力が
緩んでしまい
秀一さんの手は肌を撫でながら
上へと侵入を進める
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