【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】
第64章 伝わらない気持ち※
沖「この服に着替えて
写真を撮って有希子さんに
送るだけですよ
言うこと、聞いてくれますよね?」
パジャマのボタンが
全部外されて肩から
するりとパジャマを脱がされる
昴さんの手は肌を撫でるように
滑り降りて
パジャマのズボンも
ずらされてしまった
昴さんのいやらしい手つきに
一々身体が反応してしまう
沖「今夜、いやらしい事されると
期待していましたか?」
耳元で囁く声に
顔が真っ赤になる
『そ、そんな事、ありませんっ…』
私は昴さんの腕から逃れて
床に置いていたメイド服を取り上げた
沖「ホォー…それは残念です」
背中を向けながら
ささっとメイド服を着替えれば
サイズがピッタリで。
フリフリのエプロンを着けて
背中のリボンを結ぼうと
腕を回すと昴さんが結んでくれた
沖「はい、出来ました
こちらを向いて下さい」
俯きながら後ろを向くと
頭のカチューシャを手に持った昴さん
それを頭につけてくれて
沖「お似合いですよ」
と、にっこり微笑んでいた
『早く撮って下さい』
恥ずかしさで
昴さんの顔をちゃんと見れないけれど
昴さんはスマホで写真を撮ってくれた
撮り終わったあと
急いで服を着替えようと
背中のリボンに手を伸ばすと
昴さんの手首を掴まれた
沖「いけないメイドですね
まだ仕事が残っていますよ」
『もう、写真撮ったじゃないですか』
沖「主人への奉仕がまだですよ」
私の身体は昴さんに
抱き上げられていて
昴さんはベッドの上に寝転がり
私は身体の上に跨る形になってしまった
沖「しっかり、夜の奉仕をして下さいね」
『やっぱり、いやらしい事しようと
考えてたじゃないですか…』
沖「おや?考えていたのは
葵さんの方じゃないですか?」
『考えてなんかっ…』
沖「ホォー…あくまでも認めませんか…
では、身体に聞くとしましょう」
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