【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】
第6章 安室透という男
赤井さんに言われて
ベッドに潜るも中々眠れない
頭の中にあるのは
先ほどの煽情的な
赤井さんの眼差し
唇に残る熱
まだ心臓の音がうるさい
あんなに過激で
気持ちいいと感じるキスは
初めてかもしれない…
赤井さんは何を考えてるのか
全くと言っていいほどわからないし
行動や表情も読めない
近づいてきたと思えば
優しくされて
離れたと思えば
また近づいてきて
それから私を
甘いところへ突き落とす
こわい人だ…
ものすごく翻弄される…
私はとんでもない男と
出会ってしまったと再確認される
…もう早く寝よう
明日はいつも通り接せれるかな…
ーーーーーーーーーーーーーーーー
結局あんまり眠れなかった
まだ朝日が昇ってない
時計を確認すると朝の5時頃
とりあえず顔を洗おうと
ベッドを抜けて洗面所へ足を運ぶ
赤井さんはまだ寝てるのかな…
顔を洗いキッチンでコーヒーを入れ
それをリビングに持っていく
少しこの家に慣れてきた
リビングのソファーに腰掛けて
ぼーっとしながらコーヒーを飲む
まだ少し眠い…
ふぁーっと欠伸をしながら
飲みかけのコーヒーを
テーブルの上に置いて
ごろっとソファーに横になった
あぁ、二度寝しそう
そう思いながら眠ってしまう
ーーーーーーーーーーーーーーーー
赤「こんな所で寝ていたら風邪ひくぞ」
赤井さんの声で薄っすら目を開ける
朝から見る赤井さんも
素敵ですね…
なんて思いながら
もう一度目を瞑った
赤「そんなに襲われたいなら
ご希望通りに…」
と言いながら
片足をソファーにかけ
耳にキスをされる
『…ひゃっ…』
びっくりしてガバッと起きた
間近にある赤井さんの顔
唇が触れそうな距離
昨夜の事がフラッシュバックする
顔が熱くなるのを感じた
赤「希望ならこの続きを…
しても構わないが?」
.