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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第56章 お化粧




『…離してくだ……んむっ!』


言い切る前に唇を
塞がれて思わず目を開けると
間近にある秀一さんの瞳と
視線が絡んだ


器用に舌が侵入する


それと同時に何か小さな粒状の物が
口内に入ってきて
思わずソレを飲み込んだ


リップ音と共に唇が離される


『なに…飲ませたんですか…』


赤「ただの眠剤だ、時期に効いてくる」


『そんなっ…それまでに終わらせないとっ』


私はパソコンに手を伸ばした


だが、その手を掴まれ阻止される


『秀一さんっ!』


掴まれた手をグイッと
引っ張られたかと思うと
ぐるんと視界が回り
足が宙に浮く


秀一さんの肩に担がれていた


『秀一さん!秀一さんってば!
降ろして下さい!』


私は手足をジタバタさせたが
しっかりと担がれていて
秀一さんは私を無視する


そのまま連れて行かれたのは
秀一さんの部屋


ドサっとベットの上に
降ろされたかと思うと
体の上に覆い被さってくる秀一さん


『秀一さんっ!』


赤「大人しくするんだ」


ちゅっと頬にキスを落とされる


『秀一さん…でもっ…私…!』


赤「俺に任せておけ
葵はここで寝ていろ」


ふわふわと眠気が襲う


『…だめ…私が、やらないと』


赤「葵は何もしなくていい
俺の側に居てくれればそれでいい」


『…秀一さん』


顔中にキスの雨を降らせ
私の気持ちを落ち着かせてくれる


赤「分かったら、大人しく寝るんだ」


『…ん…』


だんだんと瞼が重くなって
目を閉じるとそのまま意識を手放した














ーーーーーーーーーーーーーーーー


目を開ければ朝で
隣に温もりを感じて
視線を横に向けると秀一さんが眠っていた


『……っ!ハッキング!』


ガバッと起き上がって
ベットを抜けようとすると
後ろからお腹に腕が回ってきて
引き寄せられた


『秀一さんっ!』


その腕の主は秀一さんで
ぎゅっとキツく抱きしめられ
動けなくなる



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