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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第52章 第一関門※




晩御飯を食べ終えて
先にお風呂に入り
書斎に向かった


『秀一さーん…って
まだ昴さんでしたか』


昴さんの変装を解いてない姿で
書斎の椅子に腰掛けながら
バーボンを嗜んでいる秀一さん


沖「おや?
ちゃんと髪は乾かしましたか?」


『ちゃんと乾かしましたよ、
子供じゃないんですからっ』


昴さんはパソコンで
何やら作業をしていたみたいで


『お風呂、空きましたのでどうぞ』


と、言えば
昴さんは両手を広げて
こっちにおいでと微笑んだ


私はその微笑みに
どきっとしながらも
昴さんの側に寄ると
グイッと腕を掴まれた


そのまま吸い寄せられるかの様に
引っ張られると
足を揃えて横向きの状態で
昴さんの脚の間にすとん、と
座らされた


『す、すばるさんっ』


昴さんはバーボンの入ったグラスを
手に持つと中のアルコールを
口の中に含み、
そのまま私の唇に押し当ててくる


口内にアルコールが注がれる


ごくんとそれを飲み干せば
喉の奥が熱く焼ける感覚がした


きついアルコールの味


昴さんのねっとりとした舌が
口内を荒らした


唇が離されると
私は昴さんの
胸板に顔を埋めた


『…ロックは私にはまだ早いです…』


かぁーっと顔が熱くなる


それが昴さんのせいなのか
アルコールのせいなのかは
分からない


沖「子供じゃないと
言っていたので…つい」


顔を上げれば
開眼させた瞳と
目が合い、にやりと
意地悪く微笑まれた


昴さんは服の中に
手を滑られせて
スーッとお腹を撫で上げる


『ちょっ…すばるさん!
…ダメですっ!』


慌てて両手で昴さんの手首を掴んだ


沖「ここでするのが不満ですか?」


『当たり前ですっ!…て
そうじゃなくって……うわぁっ!』


ふわっと浮遊感に襲われた


私の体は昴さんに
姫抱きされていて
昴さんはそのまま書斎の扉の方へ
歩き出した


沖「ベッドに移動しましょうか」




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