【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】
第50章 課題
それから、お昼を
3人で食べた後、哀ちゃんに
体のことを伝えるべく
コナンくんと一緒に
博士の家に来た
すると、少年探偵団の
皆んなが博士の家で
ゲームをしていた
歩「あー!葵お姉さん!」
光「お久しぶりですねー!」
『皆んな、久しぶりだね』
また一緒にゲームしよう、と
約束した以来だなぁ…
元「一緒にゲームしよーぜ!」
『約束してたもんね、ゲームしよ!
コナンくん、先にゲームやってて?』
コ「いいよ、俺は…」
『少し、哀ちゃんと
話してくるからその間お願い』
そう言うとコナンくんは渋々、
子供達の方へと向かって行った
すると哀ちゃんが私に
近づいて来て
子供達には聞こえないように
哀「体、元に戻ったのね
良かったわ」
と言ってきた
だが、私の中で
今この姿に戻る訳には
いかなかったから
少し複雑な気持ちになった
『きっとまた子供の姿に戻る…』
戻らないといけない
哀「ごめんなさい…」
と、哀ちゃんは
自分が作ったあのAPTX4869改良型を
私に飲ませた事を後悔しているような
そんな顔をしていた
私は哀ちゃんの目線の高さに合わせて
しゃがんで頭を撫でた
『大丈夫よ、
いつか解毒薬は完成する
私は信じてる』
元「おーい、葵の姉ちゃんも
早くゲームやろーぜ!」
元太くんが私に声をかけてきて
はーい、と返事をした
それから夕方まで
子供達とゲームをして遊んだ
博士が子供達を車で送り
私は工藤邸に帰ってきた
『ただいま戻りましたー』
赤「おかえり、
子供達とゲームは楽しかったか?」
『盗聴器で聞いていたんですか』
秀一さんは阿笠邸に
盗聴器を仕掛けて哀ちゃんの事を
見守っている
赤「俺の恋人はすぐ
危険に首を突っ込むからな」
私は秀一さんを
背中から抱き締めた
『もうそんな事しませんよっ…』
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